ホットヨガ「ビクラムヨガ」をはじめよう!初心者が心がけるべきポイントとは?

「ビクラムヨガ」は、ホットヨガの特定のメソッドを指します。ビクラムヨガは絶対的にホットヨガであると言えますが、ホットヨガが必ずしもビクラムヨガであるとは言えません。つまりビクラムヨガは、ホットスタジオで行なわれるヨガの有名なメソッドの名称なのです。

ホットヨガをこれから始める人は、初めにビクラムヨガのスタジオでレッスンを受けてみるのがおすすめです。というのも、ビクラムヨガのスタンダードは驚くほど明解で、どのスタジオも同じスタンダードに基づいてレッスンをするからです。ほとんどのトレーニング内容がしっかりと決まっているので、(インストラクターは別として、)新しいクラスを受講する時の不確定要素が少ないのです。新しくはじめる人へ、レッスンがどのようなものなのか、ざっくりとご紹介します。

例:ビクラムスタジオのレッスン

• 温度40℃・湿度40%に設定されている
• カーペットフロアで行なう
• 前方に鏡がある
• 「ビクラム公認ティーチャー」がレッスンを担当する
• レッスン時間は90分
• 2つの呼吸法とエクササイズと26種類のポーズから成るヨガ・シークエンスを行なう
• 照明が明るい
• レッスン中に音楽はかけない

新しい生徒でも、適切に管理されたレッスンを受ければ自信を持つことができますし、自分のリミットを超えるように無理やりプレッシャーを掛けられることもありません。蒸し暑い部屋で行なわれるエクササイズにとって、それは非常に重要です。しっかりと管理がされていない場合、暑さや熱気が原因で具合が悪くなってしまいます。

筆者が初めてビクラムヨガのレッスンを受けたときは、とても楽しむことができました。キツくて、におって、犬のように汗をかいてしまったけれど、終わった後は気分爽快でした。今まさに近くのスタジオへ行こうとしているそこのあなた!始める前にお伝えしておきたいことがあります。

1. スタジオはちょっと汗臭い

90分間、蒸し暑い部屋に約30人が汗をたっぷりかくことを目的にしてエクササイズするのですから、最後に部屋が汗臭くなってしまうのは仕方がありません。以前筆者は、前のクラスがレッスンを終えた30分後に自分のクラスを受けたことがありますが、まるで男子校のロッカールームのにおいが凝縮したような気分でした。しばらく部屋にいると多少においに慣れてくるので、あまり気にならなくなると思いますが、完全に消えることはありません。ただ、よく考えてみてください。汗をかけば自分の体もにおいを発するはずです。なので、そんなに他の人のにおいを邪険にすることもできないのではないでしょうか。

2. 暑さに適切な服装を用意する

筆者は初めてのレッスンに、長いヨガパンツと綿タンクトップを着ていってしまったのですが、明らかに着すぎだったと反省しました。女性はショートパンツとスポーツブラに似たヨガウェア、男性は上半身は裸で運動用の短パンを着用することが多いです。
自分が最も快適に感じる服装でよいのですが、女性には、ぴったりとフィットして汗を吸収しやすいショートパンツと、タンクトップまたはスポーツブラが、男性には、運動用の短パンと、汗を吸収するTシャツまたは上半身裸、という格好がベストです。
一番重要なことなのですが、もしも熱気や汗をかくことが好きでない場合は、ビクラムヨガにはおそらく向きません。ビクラムは万人向けのものとは言えないのです。

 

3. 水と食べものを持参する

レッスン前に充分に水分補給をしておくことが重要です。40℃の熱気の中で90分過ごして脱水症状にならないように準備しましょう。スタジオ内に水を持参することも重要です。インストラクターは通常、レッスンの序盤に短い水分休憩を取りますが、水分補給はいつでも適宜行なうことができます。かく汗の量によって、少なくとも10~15分毎に適量飲むように意識しましょう。
レッスン終了後は、体から流れていった水分の補給が必須なので、ボトルに水を注ぎ足すか、もう1本持参するようにしましょう。また、レッスン後には強い空腹を感じます。帰り道に食べられるような軽食を持参するとよいでしょう。-りんごやスティックチーズ、一人用のホンモス(ひよこ豆のペースト)やプレッツェルなどがおすすめです。たんぱく質と炭水化物の組み合わせは腹持ちが良く、次の食事まで持ちます。

4. 着替えを持参する

ビクラムスタジオはシャワー完備が必須なので、レッスン直後に浴びたい場合は、スタジオで浴びることができます。家で浴びる場合は、スタジオを離れる前に着替えましょう。夏にエアコン付きのジムで6時間バスケットボールをするよりも、ビクラムヨガのレッスンの方が多く汗をかくといっても過言ではありません。びしょ濡れの服を着たまま岐路に着くのは、気持ちのいいものではありませんよね。

5. 適宜、休憩を取る(必須)

筆者がスタジオに入って、インストラクターにビクラムが初めてなことを伝えたら、「今日の目標は、この部屋にい続けることです。レッスン中ずっとマットに横たわっていていいですし、ポーズをひとつも取る必要もありませんが、とにかくこの部屋にい続けてください。」と言われました。つまり、レッスンを乗り越えさえすれば、何をしもよかったのです。自分自身が自然と常に水分休憩を取っていることに気がつきました。また、全てのポーズにトライしていましたが、頭がクラクラしてきたのでラクダのポーズはせずに一旦休憩を取ることにしました。座って、水を飲み、めまいが治まった頃に戻りました。
どんなに熟練のビクラム ヨギでも、頻繁に休憩時間を取ります。ですので、あなたも遠慮せずに自由に適宜休憩を取ってください。

6. とにかくスタジオ室内に居続ける

上記のポイントでも述べたとおり、室内に居続け、高い室温に体を慣らすことは、ビクラムヨガにおいて非常に重要です。熱気によって体がほぐれていくので、筋肉の柔軟性が増していきます。

7. 初心者でも挑戦しやすいポーズばかり

最初のレッスンの前、筆者は「難しい倒立とか、バランスポーズとかやらされないといいな…。」と不安でした。しかし、全くそんな不安は不要でした。26種類のポーズはハタヨガから取りいれられており、やり方も分かりやすく解説され、とても初心者向けでした。各ポーズの上級者版についても紹介していましたが、体がそこまで軟らかくない完全なる初心者でも挑戦できそうな内容ばかりでした。

8. すぐに好きにはなれないかもしれません

レッスンを受けてる最中はビクラムをあまり好きにはなれませんでした。ポーズは苦ではなかったし、熱気が辛かったわけでもありません。ただ、辛いと感じたのは、極度の熱気と絶え間なく続く運動による全体的な不快感でした。心拍数を上げながら、呼吸を整えつつ、体の可動域を広がっていきましたが、それは脱水症状も引き起こしました。自分が感じている全体的な不快感について考えないようにするため、正しいフォームでポーズを取ることに精神を集中させました。レッスンの途中でもう終わってもいいとすら考えていました。
当然、スタジオから出るときには疲れきっていましたが、同時に心が元気になり、活気に満ち溢れてきたのです。疲労困憊でしたが、その日の残りの時間を楽しく過ごすことができ、その気分は24時間持続しました。このように精神的にプラスの影響をもたらす運動は、沢山やっていくべきだと感じました。

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